40Vmaxシリーズの新型インパクト!マキタのTD003GRAXを徹底解説

マキタ

 

マキタのTD003GRAXとは

マキタのTD003GRAXは、2024年1月登場の40Vmaxシリーズの充電式インパクトドライバです。逆転オートストップモードが搭載。各種ボルト締め・緩め作業に最適です

すでに販売されていたTD002GRDXのモデルの機能を抑えてリーズナブルにしたような感じです。この記事では機能の詳細やどんな人に最適なモデルなのかを職人目線で解説していきます。

TD002GRDX

マキタのTD003GRAXの主な機能や性能

  • マキタのTD003GRAXの主な機能は、以下のとおりです
    • 打撃4モード:作業に応じてモードを調整可能
    • 逆転オートストップモード:ナットが緩むと自動停止してナットの脱落を防止します。
    • ブラシレスモーター:ブラシの摩耗や発熱を抑えて、高効率で長寿命なモーターです。電池の持ちも良くなります。
    • ビット振れ業界最小「ゼロブレ」:ダブル・ボールベアリング採用。※国内充電式インパクトドライバにおいて。2023年12月現在、マキタ社調べ。ビットの振れ幅は長さや作業条件により異なります。
    • BL4020登場:TD003GRAXにはバッテリBL4020が2本標準付属。40VmaxバッテリBL4020
            TD003GRAX    TD002GRDX    
電圧 40Vmax(36V) 40Vmax(36V)
最大締付トルク 210N 220N
無負荷回転数 3700min-1 3700min-1
打撃数 4100min-1 4600min-1
長さ×幅×高さ(mm) 121x86x245 119x86x247
付属バッテリ BL4020 BL4025
重量 1.6kg 1.6kg
LED 2灯 4灯
小ねじ M4~M8
普通ボルト M5~M16 M5~M16
高力ボルト M5~M14 M5~M14
木ねじ 22~125mm
1充電当たりの
作業量
金物ビスΦ6.0×120㎜ 約110本
ねじ・ボルト M8x16mm 3,600本 
木ねじ Φ5.4x90mm 約460本
木ねじΦ4.3x65mm 約800本
金物ビス Φ6.0x120mm 約150本
ねじ・ボルト M8x16mm 約4.100本
ハイパワー
ブラシレスモーター
作業用モード 逆転オートストップモード らくらく6モード
パワー切替 4段階 4段階
デュアルスプリング
アプリ連動
ゼロブレ
ワンタッチビット
打撃モード手元切替
防じん・防水 IPX6
バッテリIP56
IP56
バッテリIP56

マキタのTD003GRAXの評価

  • メリット
    • 逆転オートストップモードが便利で、ナットの脱落を防げます。打撃力が強く、金物ビスも楽に締められます。
    • 価格がTD002モデルよりも抑えられる  
  • デメリット
    • 楽々モードがない。
    • 機能を絞ったわりには価格がそこまで抑えれていない。

まとめ

TD003GRAXは、マキタの40Vmaxシリーズの中でもミドルクラスのインパクトドライバです。逆転オートストップモードなどの便利な機能を備えていますが、TD002モデルと比べると、機能や性能が劣ります。価格もTD002モデルよりも安いですが、それほど大きな差はありません。

現場で働く職人にとっては、TD002モデルの方が魅力的な選択肢と言えるでしょう。すでにTD002モデルを持っている方はわざわざ買い替える必要はなさそうです。

しかし、楽々モードはあまり使うことがない職人さんやDIYで使うなら、TD003GRAXでも十分な機能を満足できると思います。

僕はTD002を使っていますが楽々モードの切替は全く使わないです。

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